4つの位置名を先に整理
Dominant/First、Auxiliary/Second、Tertiary/Third、Inferior/Fourthは、4つのprocessを読む位置名です。名前の順番を、人の能力や価値の順位へ変換しません。
4つのprocessのうち、firstに置かれる位置です。S2では通常もっとも頼りやすいprocessとして説明されます。
secondに置かれ、dominantを支えるprocessです。知覚と判断、外向と内向のバランスにも関わります。
thirdに置かれるprocessです。向きは資料上も議論があるため、Fe or Fiのように候補を残します。
fourthに置かれるprocessです。4文字に現れないnonpreferred processの一つで、dominantと反対のprocessとして説明されます。
主機能(Dominant/First)
主機能はfirst processを指します。S2では通常もっとも頼りやすいprocessとして説明されますが、ここでは能力の点数や優秀さの順位とは扱いません。
補助機能(Auxiliary/Second)
補助機能はsecond processを指し、dominantを支える役割として説明されます。知覚と判断、外向と内向のバランスに関わる位置です。
第三機能(Tertiary/Third)
第三機能はthird processを指します。S1/S2が示す位置名は固定できますが、第三機能の外向・内向は一つの表記へ正規化しません。
そのため、16タイプ表ではFe or Fi、Ne or Ni、Se or Si、Te or Tiのように候補を残します。
劣等機能(Inferior/Fourth)
劣等機能はfourth processを指します。4文字に現れないnonpreferred processの一つで、S1/S2ではdominantと反対のprocessとして説明されます。「劣等」という位置名を、劣った人という意味に変えないことが大切です。
第三機能の外向・内向は固定しない
第三機能の向きには、S2に二つの考え方が示されています。第一説は「dominantが外向なら他のprocessを内向に置く考え方」、第二説は「tertiaryをauxiliaryの反対向きに置く考え方」です。
どちらを採るかは本人の経験に委ねられています。公式資料にない一つの説へ固定せず、必要なときはFe or Fiのように幅を残します。
8つの記号と4つの位置の違い
8つの記号
Se〜Fiは、4つのprocessの種類とE/Iの向きを組み合わせた向き付きprocessの名前です。
4つの位置
主機能〜劣等機能は、4つのprocessをどの順番に置いて読むかを示す名前です。
次に読む:機能スタックと4文字
4つの位置を16タイプの表で確認するなら機能スタック、4文字コードとの役割の違いを知るなら4lettersへ進みます。
機能スタックへ進む →4文字と認知機能の違いを読む →認知機能の定義へ戻る →出典
- S1Myers & Briggs Foundation: Type Dynamics—Overview— processとfunction、4つのmental processes、8つのcognitive functions、4つの位置、4文字との関係
- S2Myers & Briggs Foundation: Type Dynamics—Processes— 16タイプ表、8つのdominant processes、各processの説明、第三機能の向きに関する議論
- S5JPP Web Service: MBTI入門タイプダイナミクス編— 日本語のタイプダイナミクス、主機能・補助機能、4機能の用語補助